海老(エビ)の養殖に高性能マイクロ・ナノバブル発生装置

『ここ数年、日本全国からエビの養殖に関わるお問い合わせをたくさんいただいております。
30年ほど前に、広島で牡蠣が赤潮によって酸欠状態となった際に、海水中でマイクロバブルを発生させ全滅から救ったというのは水産業界のなかでは有名な話かと思いますが、酸欠状態から救われただけではなく、牡蠣の生育期間が大幅に短縮されたことでマイクロバブルの新しい効果に注目があつまりました。水質汚染などの影響をうけて生育まで2年程度かかっていた牡蠣が、マイクロバブル発生装置を使用してからは1年で生育するようになったということで当時は大きな話題となりました。
弊社では長年培った水処理技術をベースに、より高性能なマイクロ・ナノバブル発生装置を開発いたしました。”アクアトランスファ”は、エジェクタ方式を採用したマイクロ・ナノバブル生成装置です。マイクロバブルとは直径100μm以下の微小な気泡のことです。マイクロバブルが生成すると共に収縮をはじめ、時間の経過と共に1μm以下の目視では見えないほどのナノバブルに変わっていきます。こういったマイクロバブルの挙動が、一般的な気泡とは異なり、浄化作用や生理活性作用といった様々な作用があることが解ってきました。最近では、その作用を利用して、水産養殖、農業、医療、環境、水処理、工業など様々な分野への応用研究が進められ、同時に実用化がはじまっているのですが、最近はエビの養殖にアクアトランスファを使用したいというお問い合わせを多くいただいております。

おいしいエビを養殖するためには水質と飼料が重要です。エビの体調は水質環境に左右されやすく、水質が良くなかったり狭いところで密集して養殖していたりすると、すぐに病気になってしまいます。餌の食べ残しが発生して水質が悪化し続けると、エビ自体が死んでしまうような状態も起こりえます。このような状況を打破するために、水質の改善のご相談をいただくことが近年増えております。水質の改善を行うことで、餌が格段に美味しくなり、マイクロ・ナノバブル発生装置使用前と比較すると1.3倍から1.5倍ほど大きなエビを収穫することができるようになったという嬉しいお声も頂戴しております。

このように水質の改善を図ることで、個体の生育が大幅に改善することができます。
本体は、二つのピースにより構成されており、面倒なメンテナンスの心配も不要です。構造がシンプルなため故障やトラブルが少なく、簡単に掃除をしていただくことができます。
エビに限らず、養殖業で悩んでらっしゃるオーナー様や現地の方はぜひお問い合わせください。』

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