商品情報

アクアトランスファ®

カタログ

アクアトランスファはベンチュリの原理を採用しています。アクアトランスファの先端からは、マイクロナノバブルが秒速４メートル以上の速度で吐出します。先端から吐出した水流は、水槽や池の中で緩やかな旋回流をつくり、マイクロナノバブルを隅々まで行き渡らせます。

特徴

目詰まりし難い

アクアトランスファは、水と空気の接触点が 360°のスリット構造になっています。そのため、空気チャンバー内に異物（ゴミ）が混入したとしても、スリット全体が閉塞することはないため性能低下は起こりません。

強力な吐出力

アクアトランスファ中央部の絞った通路を通過した水は空気を吸引し、キャビテーションを起こしながら吐出部の拡大管から高速で押し出されていきます。

豊富な材質

アクアトランスファはステンレス（SUS316）を標準品としています。一方、海水などの腐食性が強い液中で使用する場合は、テフロン（PTFE）など樹脂製の製品も用意しています※1。

※1 金属や樹脂に対する腐食性ガスの場合、材質変更等致しますので、お申し出ください。

インラインタイプ

アクアトランスファを配管の途中や水槽の外部にも設置ができるインラインタイプの販売を始めました※2。

※2 インラインタイプの使用に当たっては、吐出部以降の背圧の影響があるため、事前に設置条件をご相談ください。

“アクアトランスファ”の優れた点

気泡の粒径調整が可

空気供給ユニットと組み合わせて使用することで、ニードルバルブの調整により、発生する気泡の粒径を容易に可変調整ができます。

優れた撹挫能力

“アクアトランスファ”の先端から吐出すマイクロバブルは、秒速3〜5mの速度で放出されます。
水槽や池などの閉鎖水域でも、広範囲にマイクロバブルが行き渡ります。

海水にも強い材質気

“アクアトランスファ”は、水中に浸漬する部分にはステンレスのSUS316を使用しています。海水は大変腐食性の強い液体ですが、耐久性があります。

アクアトランスファの
構造と原理

用途
実施例・使用

“アクアトランスファ”の構成と原理

“アクアトランスファ”は、「マイクロバブル生成ノズル」「空気供給ユニット」「加圧ポンプ」により構成されます。
加圧ポンプにより圧送された水は、マイクロバブル生成ノズルの内部に負圧エリアを作ることで、空気供給ユニットから吸引された空気と高速混合され、ノズルの吐出口からマイクロバブルとなって排出されます。
空気供給ユニットのニードルバルブを調整することで、生成する気泡の粒径と濃度を可変することができます。
“アクアトランスファの材料にはSUS316を使用しているため、腐食に強く、耐久性に優れているため海水中でも使用ができます。

加圧ポンプには、水中ポンプ、陸上ポンプ、何れとも組み合わせて使用することができます

空気供給供給ユニット

空気供給ユニットは、“アクアトランスファ”に供給する空気量を調整します。
空気供給量を多くすると気泡径が大きくなり、空気供給量を絞ると微細な気泡が多量に発生し
マイクロ・ナノバブルになります。真空ゲージがついているため、常に再現性のある調整が可能です。

用途実施例・使用

実施例

鱧の畜養水槽（兵庫県）

運河のアオコ対策（中国）

トラフグ、鱧の畜養水槽（兵庫県）

その他

■下水処理施設（中国）
■農業（玉葱畑）実験　（兵庫県）
■仮設トイレ実験　（大阪府）

用途

◆水産養殖下水処理
◆下水処理
◆農業（水耕栽培他）
◆工場排水処理
◆水質浄化理
◆池、湖、ダム等の環境改善

仕様

	MWN05R	MWN10	MWN20
最大吐出水量 (l/min)	20以上	85以上	340以上
最大気体吸引量 (l/min)	5	21	85
流体通過径 (mm)	φ5	φ10	φ20
圧力損失 (m)	18m以上
材質	SUS316
外形寸法 (mm)	φ34 × L109	φ55 × L196	φ78 × L286
質量(kg)	0.4	1.4	4.4
	MWN30	MWN40	MWN50
最大吐出水量 (l/min)	770以上	1,350以上	2,100以上
最大気体吸引量 (l/min)	192	337	527
流体通過径 (mm)	φ30	φ40	φ50
圧力損失 (m)	18m以上
材質	SUS316
外形寸法 (mm)	φ98 × L361	φ120 × L498	φ152 × L575
質量(kg)	9.4	16.3	27

アクアトランスファインラインタイプ発売

配管の途中にノズルを設置するインラインタイプを発売しました。陸上ポンプと組み合わせ、水槽の側面にインラインタイプのノズルを取り付けることができます。

特徴