アクセラ/ガラス発泡材
調味料や飲料水などの容器として使われていたガラスを細かく破砕し、カルシウムを添加し、800℃以上の高温で焼成して製造されています。活性炭や木炭などと同じように、ポーラス構造をもっています。
特徴

エコ商品
原料に一般家庭から出される廃ガラスを使用しているため、環境にやさしいエコ商品です。
重金属フリー
調味料や飲料水の容器として使われていたガラスを使用しています。そのため、素材に重金属類を含んでおらず、安心して使用できます。
ポーラス構造
パウダー状に破砕した廃ガラスに貝殻などのカルシウムを混合し、800℃以上の高温で焼成しているため、無数の細かな空洞が内部に形成されます。
連通構造
内部にできた無数の空洞は、それぞれが立体的につながっています。そのため、アクセラを水中に入れた場合、内部まで水が浸透していきます。
フッ素・リンの吸着
廃水などに含まれている、フッ素、リンの吸着効果をもつアクセラも揃えています。
顕微鏡写真
アクセラ顕微鏡写真
孔の大きさは、約1μm から5mmの不質な構造です。 様々な大きさの孔をもつため、バクテリア、原生動物、後生動物など多様な微生物の生息場所となります。
活性炭の顕微鏡写真
孔の大きさは、1 nmから20μm程度の不均質な構造です。水道水中に含まれる微小物質の吸着除去には適していますが、目詰まりの危険性があるため浮遊物質が多い養殖水槽などのろ過には不向きです。
”アクセラ”の用途
生物ろ過材
養殖水槽や水処理の生物ろ過材として利用できます。奥深くまで通じている空隙は、バクテリアや微生物の最適な住処となり、水中に含まれる有機物を効率的に分解し、きれいな水に変えます。定期的に洗浄することで長期間利用が可能です。
土壌改良材
“アクセラ”は、吸水性と保水性に優れており、また、肥料成分の保持もできるため畑地の土壌と混合することで、野菜の生育が促進され、収穫量が増える成果があります。
生物脱臭担体
“アクセラ”は生物脱臭装置の担体として優れた効果を発揮します。
下水処理施設や畜産施設の脱臭に利用が進んでいます。圧密になることがなく、散水制御が大変楽なシステムです。
生物脱臭装置
”アクセラ”の一例

AC0310

AC1020

AC-P